時代の変化とともに、子供たちが、伝統文化等に触れ、体験する機会が少なくなっています。
長い歴史のなかで、大切に守り伝えられてきた「伝統芸能・生活文化」を、この機会にお子さまと楽しみませんか。
当イベントは、こどもたちに伝統文化を体験してもらうイベントです。関西にゆかりのある伝統芸能や生活文化を、楽しくわかりやすく学べます。
令和4年度に開催するのは「歌舞伎(かぶき)」、「丹後二俣紙(たんごふたまたがみ)」、「阿波踊り(あわおどり)」、「根來塗(ねごろぬり)」、「麒麟獅子舞(きりんじしまい)」、「日本舞踊(にほんぶよう)」、「甲賀流忍術(こうかりゅうにんじゅつ)」、「奈良墨(ならすみ)」の計8コースです。
みなさんのご参加をお待ちしております!

- 歌舞伎体験
日程
- 令和4年8月27日(土)
時間
- 15:00〜
定員
- 120組
8月4日(木)から募集開始
8月27日(土)0:00最終締切
26日中まで先着で参加可能
歌舞伎(かぶき)は,舞楽、能、狂言、人形浄瑠璃などとともに日本の代表的な古典演劇であり、人形浄瑠璃と同じく江戸時代に庶民の芸能として誕生し,育てられて、現代もなお興行素材としての価値を持っています。
明治以後,江戸時代に作られた作品は古典となり,演技・演出が型(かた)として固定したものも多いですが、一方に新しい様式を生み出し、その様式にもとづいた作品群が作りつづけてきました。
また,古典化した作品の上演にも新演出を試みるなどの方法によって,全体としては流動しながら現代に伝承され,創造がくり返されています。(出典 株式会社平凡社/世界大百科事典 第2版)
1. (おはなし)歌舞伎ってなあに?
2. (おどり)「釣女」
ユネスコ無形文化遺産にも登録されている日本の伝統芸能「歌舞伎」。でも難しいと感じられる方も多いのでは?そこで今回は「歌舞伎ってなあに?」でわかりやすく解説、皆さんに実際に女方(おんながた)や見得(みえ)にチャレンジしてもらいます。解説の後はユーモアあふれる舞踊劇「釣女」をガイダンス付きでご覧いただきます。
[出演] 片岡松十郎、片岡千壽、片岡當吉郎、片岡りき彌、中村翫政 他
[制作] 松竹株式会社
- 丹後二俣紙体験
日程
- 令和4年9月11日(日)
時間
- 13:30〜
定員
- 120組
8月10日(水)から募集開始
9月6日(火)まで延長募集/定員になり次第締め切り

丹後の水と、自ら育てた楮(こうぞ)で漉(す)く本物の和紙
京都府福知山市大江町は、江戸末期から明治にかけて多くの製紙所が存在し、府内の代表的な和紙産地でした。「丹後二俣紙」は、平成17年に京都府指定無形文化財に登録され、現在は府内の代表的な伝統工芸品となっています。
今回は福知山市内唯一の製紙所「田中製紙工業所」のご協力のもと、丹後二俣紙のうちわを作っていただきます。
1.(おはなし)和紙ってどんなもの?
2.(うちわ作り体験)ひまわりのちぎり絵にチャレンジ!
和紙を使って、ひまわりのちぎり絵に挑戦してもらいます。
講師と一緒に和紙をちぎって、貼って、自分だけの世界に一つしかないうちわを作りましょう!
丹後和紙 田中製紙工業所
福知山市 大江町和紙伝承館
丹後二俣紙保存会

- 阿波踊り体験
日程
- 令和4年10月10日(月・祝)
時間
- 14:00〜
定員
- 120組
9月5日(月)から募集開始
9月26日(月)締切
江戸開府より約400年の歴史がある日本の伝統芸能「阿波踊り」
徳島県(旧・阿波国)を発祥とする日本三大盆踊りのひとつです。今回出演する「娯茶平連」は、「腰を低く落とし、地をはうように進む」男踊り、「品よく、優雅に、艶やかにがモットー」の女踊り、「キレのよい団扇踊り」の女ハッピ踊り、「赤ハッピの子供たちの笑顔がはじける」ちびっこ踊りを中心に披露しております。
1.(おどり)迫力ある阿波おどりを見てみよう!
2.(おどり体験)おとこ踊り、女おどり、ちびっこおどりにチャレンジ!
この体験教室では日本3大祭りでもある「阿波踊り」の踊り方をお伝えします。
手と足の使い方に特徴のある踊りを体験して、みんなで楽しくおどろう!
娯茶平連
- 根來塗体験
日程
- 令和4年10月29日(土)
時間
- [1] 13:00 [2] 15:00
定員
- 各回60組
9月23日(金・祝)から募集開始
10月14日(金)締切

世の中に「~塗り」という呼ばれ方もない頃から「根來もの」として使われてきた伝統ある漆器
新義真言宗総本山根來寺で生まれた「根來塗(ねごろぬり)」。その特徴は丈夫さと形の美しさにあり、近世以降は下地の黒が見える朱塗りを根來塗と呼ぶほどに全国の産地に影響を与えました。使うほどにツヤが増し、下地に堅牢な漆下地を塗り重ねていることから鮮やかな朱色の下に中塗りの黒漆が浮かび上がり、味わいのある器へと変わっていきます。
1.(おはなし)根来塗ってどんなもの?
2.(朱漆体験)お箸に朱漆を塗ってみよう!
本物の漆を使ってお箸に塗っていただきます。
素敵なお箸を作ってみよう。
根来塗振興会
紀州根來塗初根工房
塗師 伊藤惠 氏

- 麒麟獅子舞体験
日程
- 令和4年11月5日(土)
時間
- 14:00〜
定員
- 120組
9月30日(金)から募集開始
募集は締め切りました
他地域には見られない獅子頭を用いた重厚な舞
麒麟獅子舞(きりんししまい)は、1650年に建立された鳥取東照宮の祭礼の行列に登場したのが始まりと考えられています。中国の想像上の動物・麒麟を思わせる獅子頭を被り、胴幕に大人二人が入って舞う二人立ちの獅子舞で、多くは一頭で舞われています。令和2年には、「因幡・但馬の麒麟獅子舞」が国重要無形民俗文化財に指定されました。
1.(おどり)迫力ある麒麟獅子舞を見てみよう!
2.(ワークショップ)ダンボールを使って麒麟獅子舞のお面を作ってみよう!
この体験教室では段ボールの獅子頭を作って、一緒に楽しく踊ろう!
因幡麒麟獅子舞の会
- 日本舞踊体験
日程
- 令和4年11月27日(日)
時間
- [1] 13:00 [2] 15:00
各回約45分
定員
- 各回60組
10月24日(月)から募集開始
11月14日(月)締切

史実や地方の伝説、また風景などを題材にした舞台芸術
日本舞踊(にほんぶよう)とは、すなわち日本の踊りです。
日本の踊りといっても神楽や伝承民俗芸能、あるいは盆踊りや民謡といった民俗的なものではなく、あくまで舞台上で上演することを目的とした舞台芸術です。
日本舞踊の作品には、歌舞伎の舞踊作品はもちろん、史実や地方の伝説を題材にしたもの、また風景などを題材にしたものなど、たくさんの作品があります。
1.(おどり)日本舞踊の舞台の作品を見てみよう!
2.(おどり体験)日本舞踊にチャレンジ!
この体験教室では扇を使って「日本舞踊」の踊り方の基本をお伝えします。
この教室を通じて日本舞踊の動きやお辞儀、立ち座り、扇の扱いなど皆さんで楽しく学んでいただきます。
兵庫県舞踊文化協会
花柳知香之祥 氏

- 甲賀流忍術体験
日程
- 令和4年12月3日(土)
時間
- [1] 13:00 [2] 15:00
各回約60分
定員
- 各回60組
10月28日(金)から募集開始
11月18日(金)締切
忍術実験「NinTube」にて、甲賀忍者の真の姿を発信
甲賀忍者 嵩丸(たかまる)。甲賀市地域おこし協力隊として、忍者に関連した観光振興やアクティビティ開発、講演・体験教室などを行う。三重大学大学院忍者・忍術学コースの第一期修了生として忍術書の研究を続け、忍術書「万川集海」の原典といわれている「間林清陽」を発見した。忍術実験YouTubeチャンネル「NinTube」にて、日々甲賀忍者の真の姿を発信中。
1.(しる)甲賀流忍術を学んでみよう!
2.(たいけん)礼儀、忍び足などの忍者の動きにチャレンジ!
この体験教室では甲賀流忍術を体験して、忍者のおもしろさをお伝えします。
実は忍者の動き方や考え方は現代にも通じるものがあります!みんなで楽しく忍者修行!
一般社団法人
甲賀市観光まちづくり協会
甲賀忍者 嵩丸 氏
- 奈良墨体験
日程
- 令和4年12月18日(日)
時間
- [1] 13:00 [2] 15:00
各回約45分
定員
- 各回60組
11月14日(月)から募集開始
12月5日(月)締切

奈良墨の製法は数百年間ほとんど変わることなく続いています
墨の歴史は古く、およそ1400年前の西暦610年に奈良の飛鳥に伝えられたことが日本書紀の一節の中に記されています。その後、近畿地方を中心に国内での墨づくりが始まり発展していく中、現在の「油煙墨(ゆえんぼく)」と呼ばれる奈良市名産の墨が造られたのは今から約600年ほど前。今日まで奈良墨の製法は数百年間ほとんど変わることなく続いております。
1.(しる)奈良墨を学んでみよう!
2.(たいけん)実際にお手元に届けられた墨の原材料である「生の墨」を使い、希少な技を持った気さくな職人と一緒に墨づくりを体験しよう!
錦光園
長野睦 氏






当選者の方には、事前に体験セット等をお送りいたしますので当日ご準備をお願いいたします。












その他ご不明な点がございましたら、
下記お問合せ先までお問い合わせください。
イベント開催後、順次公開
『歌舞伎オンライン体験動画』
令和4年8月27日(土)開催
『丹後二俣紙体験動画』
令和4年9月11日(日)開催
『阿波踊り体験動画』
令和4年10月10日(月・祝)開催
『根來塗体験動画』
令和4年10月29日(土)開催
『麒麟獅子舞体験動画』
令和4年11月5日(土)開催
『日本舞踊体験動画』
令和4年11月27日(日)開催
『甲賀流忍術体験動画』
令和4年12月3日(日)開催
『奈良墨体験動画』
令和4年12月28日(日)開催
日本舞踊のQ&A(未回答分)






扇が新しい間はどうしても固くて難しいです。何度か開け閉めを繰り返し、少し柔らかくなると、開けやすくなります。
あとは何度も開けているうちに、自分が開けやすい持ち方などがわかるはずです。


逆にいうと髪型で役を表しているので、全く違うような髪型はしません。
紋付袴など自髪で踊るときなどは決まっていませんが、舞台上でスッキリ見えるように気をつけています。


「踊りや舞」という意味では、天岩戸伝説の中に舞を舞ってというところがあるので、はるか昔からそういうものがあったのだと思われます。
有名な日本舞踊をする人ですと、歴史上では、「出雲の阿国」が京都で踊り始めたといわれています。
現代でみなさんと同じくらいの年齢だと、「市川ぼたん」さんだと思います。


在原行平が須磨に流罪になり、松風村雨姉妹と恋に落ちた「須磨」
浦島太郎が竜宮城から戻り玉手箱を開ける「浦島」
本当にたくさんの物語があります。ぜひ調べてみてください。
甲賀流忍術のQ&A(未回答分)

























昔は乗り物の機械がなかったのに、全国で忍者は仕事をしていたと聞きました。滋賀から、全国に仕事しに行くには移動にどのくらいかかったのか知りたいです。





奈良墨のQ&A(未回答分)





























